きみしょーごはんぶろぐ: かつて僕たちはこの野菜炒めでメシをたらふく食った。今は麦酒をしこたま流し込む。ラーメン大吉。

　高校生。ともかく腹が減って減っていた時期。そして、銭も当然のようにろくに無かった時期。
　でも、そんな事情は二の次に、つるんだ奴らと一緒にメシを食いに行く。それだけで楽しい時期でもあったんだ！

　前述の通りハラペコ、貧乏な俺たちは「ドリンクバーでゆっくり時間を潰す」なんて選択は、滅多にしなかったね。メシと言ったら基本は定食だった。中でもラーメン大吉は、ほんと最高の店だったなあ！
　やっぱりさ、ガッツリと食わないと。こってりとした味付けのおかずに、たっぷりの白米。これをガツガツとみんなして胃に流し込む。俺にとって条件ばっちり満たしてくれたね、この野菜炒め定食は！当時で700円くらいだったかな－。馬鹿盛り、まではいかない、しっかりご飯。量が苦しみになってはイケナイ。腹11分目で汗をちょっとかくぐらいが良いんだ。

　このすてきなお店。一時期閉まっていたんだけど、最近またやってるんだ。地元の奴らが帰ってくると、たまーに顔出すよ。当時は大盛りライスだったけど、いまでは麦酒なんて頼んでみたりして。みんなでシェアするからあげも、胃に厳しく感じるようになってきた。「流石にちょっと年食ったなー」、とか言いながら流し込む麦酒はやっぱりタマラナイよ！